スティグ・リンドベリの1940~60年頃の作品「リーフボウル」
Stig Lindberg「Leaf Bowl」for Gustavsberg
最近、グラスやブラワーベースなど、テーブルウエアまわりのものを買い付けていまして、
今回は、Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)の「Leaf Bowl(リーフボウル)」を入手しました。
スウェーデンの陶磁器メーカー「Gustavsberg(グスタフスベリ)」のディレクターとして、
戦後、北欧の陶磁器デザインに多大な影響を与えた、スティグ・リンドベリの1940~60年頃の作品です。
リンドベリと言えばリーフ柄の「Bersa(ベルサ)」を思い浮かべる方も多いでしょう。
ベルサが生産されていたのが、1960年から74年頃なので、デザインした時期を考えると
同じ頃に生み出されたものなのかなと想像したり(^^)。
このリーフボウルは、形状自体が丸みを帯びた葉っぱのよう。
赤土に白い釉薬をかけ、上絵付けされたファイアンス焼きの器で、
リンドベリの工房にて製作されたハンドペイント品です。
黒と茶、アクセントのエンジ色の葉脈模様がなんとも可愛らしい。
裏側には「G」と「手」をモチーフにデザインされたスタジオマークの他、
36人いたと言われる絵付け職人のサインとして、ワンポイントマークが描かれています。
本品の「□の中に×」の印は、Franco Pugnoの手によるものだそうです。